遂に自作キーボード沼に入ってしまいました。はのちゃです。
先週の金曜日に会社でレツプリの組み立て会を開催し、翌土曜日に完成しました。
もともと早くないタイピング速度が劇的に遅くなってしまっていますが、レツプリ使うの楽しいです。
レツプリだから、というよりは自作のキーボードだから楽しいのだとは思いますが!
無事レツプリ入門は果たしたのですが、使いはじめるまでにいくつかハマりかけたポイントがあったのでメモしておきます。
余談ですが、弊社エンジニアのキーボード事情をまとめた記事も面白いので是非。
部品は極力基板から浮かさずにキッチリ実装する
組み立ては先生が居たということもあってあまり迷うことはなかった印象。
ただ高さに関する制約が割とシビアなので、各種部品はかなりキッチリと実装した方がよさそうです。
最初のダイオード取り付け時、そんなにキッチリじゃなくてもいいだろう…という感じで実装したら高さが出てしまい、ちょっとややこしくなったので。
ダイオードは基板上の穴の間隔に合わせて脚を曲げておくのがよさそう。 ↓ のリードベンダーとかあると綺麗に組めるかも。
ファームウェアの焼き方が分からない & なんかコマンドが違う
組み立て終わった!使えるようにするぞ!と喜び勇んで flashing のページを確認した…のですが。
lets-split-guide/flashing.md at master · nicinabox/lets-split-guide · GitHub
この辺に書いてあるんですが、だいぶ簡素過ぎて理解するのに時間を要しました。
特に書き込み用コマンド。 make に渡す引数が変わっていて ほんとにしばらく詰んでました。
焼き方
0. 書き込みに必要なパッケージをインストール
たぶん Mac と Linux、各ディストリで色々違うところなので、参考までに Ubuntu 系のコマンドを書いておきます。
# apt-get install binutils-avr gcc-avr avr-libc avrdude
1. qmk/qmk_firmware
をローカルに持ってくる
リポジトリは以下。
ZIP ダウンロードとかでもなんでもかまいませんが、自分用にリポジトリを1個用意するのがおすすめです。
fork してもいいですし、一回 zip かなんかで持ってきて自分用に別途用意してもいいです。
2. ダウンロードした qmk_firmware
ディレクトリに移動
3. 以下のコマンドを実行
# make lets_split:default:avrdude
default
の部分は任意のキーマップ名で置き換えてください。とりあえずお試しなら default でいいはず。
画面に出てくる指示に従って Pro Micro をリセットしたら後は勝手に進んでいきます。
最初だけ左右それぞれ別に書き込まないといけないっぽい?
(ちなみに、ガイドに書いてある古いコマンドは以下のようなものでした
# make lets_split-rev2-default-avrdude
4. let's split!
おまけ: 写真とか
続きをやっていく pic.twitter.com/M8jizLuDEl
— はのにゃーん (@broken_peter) 2017年11月18日
わーい pic.twitter.com/RdncFdaQQX
— はのにゃーん (@broken_peter) 2017年11月18日