開発合宿の様子が分かる1日目~3日目までの写真レポはこちら。
開発合宿なんだから飯レポとか観光レポなんてどうでもいいんだよ!!1という方々へ。 ちゃんと真面目に開発合宿そのものについてのレポートも書くよ!
場所について
開発合宿で最も大切な要素と言っても過言ではない「場所」。 ここで言う「場所」は、「地域」的な話と「宿」的な話の両方が含まれます。
今回の開発合宿の場所選びがどのように行われたのか振り返ってみます。
実際行ってみてどうだったか?
今回利用した宿は山梨県の河口湖畔にある「ヴィラ アンソレイユ」という貸別荘タイプの宿。
1人1泊8,000円(税込み)、2泊したので1人16,000円。 この金額をどう見るかは人それぞれですが、個人的にはちょっと予算オーバーではありました。
宿自体は非常に満足度の高いお宿でした。
写真は1日目~3日目の写真レポ記事をご覧ください。
設備面
貸別荘タイプで、1つ1つの部屋?が別の建物になっているので多少はしゃいでも大丈夫。 周りを気にせず自分たちが快適に過ごせる環境を作れるのは合宿に最適でした。
キッチンも広く、食器や調理器具の類も充実していて快適でした。 自分たちで食材を持ち込んで料理できるので外出しなくてもよく、これまた合宿には適した環境。 (料理を作る手間はかかりますが…)
ダイニングキッチン?リビング?が1階で、ベッドルームが2階。トイレ洗面は両方の階にあり、 活動したい人は1階、寝たい人は2階、と環境をきっちり分けられたのもよかったです。
ネットワーク環境
昨今のエンジニア的にはネットワークがどうなのかが気になるところだと思います。 実際、我々も「設備はよさそうだけどネット環境ダメだったらどうしよう…」という不安を抱いていました。
幸い、こちらの宿では無線LANがちゃんと用意されており、とりあえずネットに接続できる環境は整っていました。
ただし開発合宿的にはやや物足りないところもあったのも事実。速度があまり出ないことと、無線LANの電波強度が今一つだったこと、です。
前者に関しては下り2~3Mと、まあとりあえずなんとかなるか…というぐらいの速度で、決して快適とは言えない程度の回線速度でした。 ただ、感覚的にはそこまで回線の細さが気になることもなかったので、めちゃくちゃ貧弱で使い物にならない、というレベルではなかったです。
無線LANの電波強度がイマイチだったことのほうが問題で、そもそもAPがなかなか表示されなかったりなどの問題もありました。 この辺りは改善依頼を宿に投げたほうがいいかもしれません…が、今回の合宿では自分の無線LANルータを持ち込んだメンバーが居たので困りませんでした。
宿の無線LANはセキュリティが特にかかってないのが不安ではあったので、無線LANルータ持ち込みは案外アリなのかもしれません。
宿周辺の環境
河口湖まで歩いて5分、宿から見える富士山も湖畔から見える富士山も最高でした。
周辺にコンビニ的なもの、あるいは食料品を売っているような店は特になく、 車がないと買い出しはちょっと困る程度の環境です。
逆に言うと、車さえあれば少し走ってマッ〇スバリュ的なスーパーがあったり、
道の駅まで行って直売所の野菜を買い込んだり、
酒造に行って日本酒を買ったりできるので特に不自由することはありませんでした。
そもそも立地的には車で行くことが前提になっているところはあるので、買い物で困ることはないと思われます。 (全員飲酒したら最後ですが)
総括すると?
開発合宿にお勧めの宿、と言ってもいいと思います。 人数的には3人以上~5人、6人でもなんとか行けるかもしれません。 ベッドが4つしかなく、残りはソファベッド的なものになるので、快適に行きたいなら4人まででしょうか。
ネットワーク環境だけやや貧弱なので、そこは承知の上で行く必要があります。
と言ってもブラウザで調べもの、githubの利用、Amazon ビデオやその他音楽ストリーミングサービス等は問題なく利用できるレベルだったので、 特に問題があるわけではありません。爆速じゃなきゃいやだ!って人はやめましょうぐらい。
なにより美しい富士山を見ながらの開発合宿は気分が超絶高まるのでお勧めです。
今回の宿に決まるまでのあれこれ
最初は千葉に行くつもりだった
今回の開発合宿、最終的に行くことになったのは山梨県、河口湖でした。 しかし、計画を立て始めた当初は千葉県館山市のあたりに行くつもりでした。 館山にはITS健保の保養施設があり、非常に安価で上質な宿に宿泊できる、と考えたからでした。
が、しかし。 ITS健保直営の保養施設は予約競争が激しく、我々はその競争に敗れてしまったのです。
千葉方面で他にいい感じの宿がないか…と思い探したもののあまり良いところが見つからず、千葉方面での宿探しは諦めました。
千葉以外の選択肢
関東近郊で千葉以外となると、神奈川、山梨、群馬あたりが合宿感あって距離もちょうどいいかなー、と思って見ていました。
↑こんな感じの記事を見つつ宿を選ぼうとしましたが、記事にまとまっているような宿はもう予約が取れない状況。 1か月ぐらい前だし余裕だろう、と思っていましたが、ちょっと甘かったようです。
既に開拓されている宿がダメなら自分たちで新しいところを探すしかない、という状況。
河口湖との出会い
ちょうど良さそうな宿がなかなか見つからず、「もうダメなのか…」となりかけた時、前述の宿を発見。
貸別荘タイプ、一軒家のように使えるので気兼ねしなくて開発合宿にちょうど良さそう…? 値段も8,000円ならまあ安くはないけどOKラインか…。
宿自体は良さそうですが、問題は場所と気候でした。
山梨県河口湖。富士山のふもとだし、時期的に思いっきり雪降ってるのでは…?
調べたら案の定。冬場は車にスタッドレスかチェーンの準備が必須、と書いてありました。
もともと自家用車で行って交通費を浮かせるつもりでしたが、冬用装備は持ち合わせていないので自家用車が使えません。 でも他の宿はもう良さそうなところがない…と悩みました。
が、もういっそレンタカー借りてもいいのでは?5人で割ればそんなに高く付かないでしょ?と判断し、レンタカーを借りて河口湖に行くことにしました。
次回はお金の話をします。
合宿、旅行にはある程度まとまったお金が必要です。 今回の開発合宿も例外ではありませんが、一体いくらぐらいかかったか振り返ってみます。