ということでその2。
前回必要なものはインストールしたので、その続き。
どうも記事を冗長に書く癖があるので、シンプルに書きます。
Vagrantを使う準備
Vagrantはカレントディレクトリを基準に操作が行われるので、
使用したい仮想マシンごとに別のディレクトリを作っておくとよさそう。
ディレクトリを作成したら、そのディレクトリに移動して作業開始。
初期化 ~initコマンド~
Vagrantを使い始める際の手順は複数のパターンがありますが、
今回はinitコマンドでboxに関する設定を同時に行い、
仮想マシン作成時にboxを取得するような形でやっていきます。
boxって?
boxは仮想マシン作成に必要なOSのイメージファイルとか、
その他のソフトの詰め合わせ…のようなものです。
boxファイルは色々なところで公開されているので、基本的にはそれをDLします。
実際のinitコマンドは以下の通り。
vagrant init [box-name] [box-url]
box-nameとbox-urlはオプション。
引数として与えてやると、initコマンドで生成される
Vagrantfile内の該当部分に引数が挿入される。
今回はCentOS7の仮想マシンを構築してみるので、
この時のinitコマンドは以下のようになる。
vagrant init centos7 https://f0fff3908f081cb6461b407be80daf97f07ac418.googledrive.com/host/0BwtuV7VyVTSkUG1PM3pCeDJ4dVE/centos7.box
これによってVagrantfileが生成され、Vagrantを使う準備が整う。
Vagrantの立ち上げ ~upコマンド~
仮想マシンの作成、起動はupコマンドで行う。
initコマンドでVagrantfileの生成ができていたら、
そのまま、
vagrant up
と打ち込むだけで仮想マシンの作成、起動まで行ってくれる。
今回の方法ではboxファイルを別にDLしていないので、
upコマンドを打った段階でboxファイルのDLが行われる。
放置していればDL、設定、起動まで勝手にやってくれるが、
CentOS7の場合、立ち上げる段階で次のエラーを吐く。
default: /vagrant => C:/Vagrant/centos7 Failed to mount folders in Linux guest. This is usually because the "vboxsf" file system is not available. Please verify that the guest additions are properly installed in the guest and can work properly. The command attempted was:
エラーこそ出るが、仮想マシン自体は立ち上がっているので、
このままCentOS7を利用し始めることが出来る。
次回はこのエラーの解消とCentOS7の初期設定、
httpdの導入までやってみる。